このたび当社sai X aidは、IT業界で30年以上の経験と実績を有し、東証マザーズ(現グロース)上場を果たした企業の元代表取締役である市瀬厚(いちせ・あつし)氏を、営業統括および経営コンサルティング領域の責任者として迎えることとなりました。
参画の目的と背景
市瀬氏は、単なる顧問という立場ではなく、当社の営業戦略の統括をはじめ、経営層向けのコンサルティング機能の全体設計と推進を担います。立ち上がり段階では、経営者層との対話・提案にも直接関与しつつ、今後は実行支援体制の拡充とチームによる展開を視野に入れ、伴走型の支援モデルの構築をリードしていきます。 AI企業の多くが直面している課題のひとつに、「AI技術には強いが、それ以外のITインフラや経営視点を含んだ全体設計が弱い」という構造的な問題があります。実際に現場や経営層からは、「まだAI導入のタイミングではない」「全体のROIが見えない」「定着に不安がある」といった声が少なくありません。
参画による今後の展望
市瀬氏の参画により、当社は従来のAI領域にとどまらず、IT化・DXといったフェーズにある企業にも対応可能な体制を整えました。どこから着手すべきか/何を目的とし、どのように成果につなげるか/どのように定着させるか——こうした問いに対して、技術と経営の両視点を統合し、実行までを支援できるのが当社の強みです。 今後は、「最適で最高なDX・AXを支援し、日本を再興する」 というミッションのもと、より多くの企業に"共に考え、共に実装する"パートナーとしてAXを届けられるよう、事業全体の推進力強化に努めてまいります。 引き続き、皆さまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
プロフィール
氏名:市瀬厚
略歴:
- 大手メーカー企業にてエンジニアとして就職
- 独立後、PM・ITコンサルタントに従事
- 2002年:某ベンチャー企業に取締役として参画
- ITコンサル/プロダクト/営業部門を管掌
- メガバンク・大手生保等を担当
- 2007年:東証マザーズ上場(現グロース)
- 米・印M&A、インド子会社責任者 → 代表取締役に就任
- 2012年:Salesforce事業を立ち上げ 営業/体制拡大/育成/パートナー連携を推進
- その後、DX/AIベンチャーにてCOOを歴任し、現在に至る